2011年6月24日

Interview with ALT

英語で英語圏の人にインタビューしよう! という事で 奈良県内の英語講師と国際交流員が主催するイベントに4年生の生徒を連れて行ってきました。
それぞれの国の人から生の声で社会を勉強する良い機会。下記のような質問をイギリス人と一緒に考えました。それぞれの国を知るのが目的なので、教科書に載っているような個人的な質問(年齢や家族など)は無し。これを冊子にして、「できるだけ沢山の国の人にインタビューしておいで~。」と背中を押す。

Q1. What is your name?
Q2. What is your national language?
Q3. Are any other languages spoken?
Q4. What is the capital city?
Q5. Do you have a royal family?
Q6. What is the weather like?
Q7. What is your national flower?
Q8. What is your national sport?
Q9. What festivals do you celebrate?
Q10. What is a popular traditional dish?(or type of food?)
Q11. What is country name best known for?

 "Excuse me. My name is ____. I study English after school.  May I please ask you a few questions about your COUNTRY?" と話しかけ質問開始。(中国・韓国・フランス人は日本語でOKという事で。)

でもいざ始めさせると、いろいろ困った点が...。

まず、生徒が名前を名乗ると相手は100パーセント "Nice to meet you!" と返してくるのですが、即座に反応できない、というかほぼ無視に近い状態で質問に入ってしまう...。教室でのロールプレイでは難なく "Nice to meet you too!" などと即答してるのに。実践の難しさを感じました。

また、恥ずかしさや緊張もあっただろうけど、恥ずかしくて相手の顔を見られない。特に最後 "Thank you for your time." とお礼を言う時も、下を見たり私の顔をチラ見したり...。
あと、これは私の誤算でしたが、相手の答えを(日本語でも)書き写すのに思いのほか多大な時間がかかってしまった。結果一人の先生に10-15分程の時間を費やしてしまう結果になり気を使いました。(殆どの先生がブースの管理をしながら対応してくれたので)子供の筆記スピードや要約能力というものを、もう少し考慮しておくべきでした。
終わった後に直筆サインをもらうのも楽しい

でも先生達は子供の相手は慣れたもの。とても協力的で、"Of Course!" と自国を紹介する資料や地図を出してくれたり、「こんなに質問されてすごく嬉しい!」と、自分の国の事を子供に分かりやすい言葉で熱心に説明してくれがりしました。
「その冊子欲しいんだけど余りない?」と聞いてきた方も。(予備作っていったらよかった。)
他にも反省点も多々ありましたが、インタビューした先生達は皆とても優しく、特に最初にインタビューしたアメリカ人のひとりが、他の国の先生方にも事情を話してくれていました。この人は子供の相手がすごく上手くて、恥ずかしがる子を巻き込んだり、始終寄ってきては生徒をからかったり、追いかけたりして遊んでくれました。

そしてインタビューは、必ずしも私の想像した答えが返ってくるわけでなく、勉強になりました。
Q5では、殆どの国は"No."と答えた上で、「昔はいたんだけど、首をはねられた!」(仏)とか、「今はいないけど昔は沢山いてね...。」(中)とか、「王室は無いけど、カナダにとってエリザベス女王は特別な存在なんだ。」とか、「いないけど、紙幣にはイギリスの女王が載ってるよ。」(NZ)と、単なる"No."だけでなく、大事な事をたくさん教えてくれました。


Q11で、何人かのイギリス人達が揃って "The Beatles" を挙げたのが面白かったのと、Kenyaの先生は子供達に分かりやすく "Lion King" を挙げてくれました。
  
あと、私も自分の外国に対するステレオタイプに反省した点がありました。Q11に対しニュージーランド人はKiwiを挙げるだろうと思ったのに、答えは山・海・ビーチ。インタビュー後チラッと「Kiwiって答えが返ってくると思った。」と聞くと、 「ニュージランドの人はKiwiなんて思い浮かべないわ。みんな見たことも無いし(笑)それよりGREEN(自然)よ!海や山、ニュージーランドは自然がいっぱいなの。それと羊もね(笑)」

ほかにも色々反省点はありましたが、それは次回に繋げていくとして、今回は生徒が勇気を持って初対面の人に接し、ほんのちょっとinteract できた事を誉めてあげたいです。こんな経験が今後の語学学習の意欲向上につながれば、と思いましたが、それは小4にはまだ早いかな。今後も楽しいカリキュラムを考えていこうと思います。みんなお疲れ様!

2011年6月15日

Rhyming

英単語を易しく覚える方法、というわけではないけれど、Rhyming word (韻。語尾の音が同じ単語。必ずしも語尾のスペリングが同じというわけではない。)を組み合わせて覚えさせると、子供は意外と忘れない。何度出てきても口から出てこなかった語、たとえばwhaleなんかも "rhyming with pail..." とヒントを出すと覚えていたりする。


これは5月に1-2年生のクラスで使った絵本。歌にしながら読めるので出てくる語彙含め全て暗記しやすく *お勧め*。 絵も可愛いので、随分前に買って今も大切にしているの本。

滞在中のイギリス人が歌って授業を進めてくれました。イギリス音は色々とアメリカ音とは色々と違うのですが、特にchair/bear/underwear  の語尾は、英米音の違いが顕著で分かり易いと思います。 気付いた子いるかな?