2011年4月27日

新4年クラス

よく「10歳の壁」と聞きますが、この時期にどんな英語に触れるかというのも大事かな~、と思ったりします。
ですので、公立小学校や他の英語教室で体験できない事を沢山経験させてあげたいな、と考えてます。

今月からのグループリーディング本に選んだのは Mo Willeums著の "My Friend is Sad"。
著者はセサミストリートの台本を書いていた人だけあって、彼の絵本はとても子供にとってとっつき易いようです。

単に字面を追うのでなく、最後の落ちがなぜ面白いのか、噴出しの "???"  は表情だけで表現するのか声に出すのか、出すとしたらどんな音で表すのか等、こちらの指示なく生徒が自発的に話し合っていました。



ペンパルからの手紙は、こちらから何の指示もしなかったのに皆自発的に日本語に訳してきてびっくり。
"hear from you." を実際に "音を聞く" わけでもないのに、お便りやメールなど文書でもらうという概念があるというのが面白い、と言ってる生徒もいました。こうして直訳するのでなく、英語の感覚というのを知っていってもらえるといいですね。ペンパル効果すごい!

2011年4月7日

Pen-Pal Communications

新4年生の生徒がアメリカの児童と文通を始めました。
自分自身、外に世界が広がらないと英語をやっててワクワク感に欠けるので、生徒にもできるだけ異文化に触れさせたいなと思ってました。 
先生の考え方や思いって知らない内に生徒に伝染するもんですね。
生徒がとても乗り気だったので、アメリカ人の知り合いに文通相手を探してるんだけど、と話したところ2つの学校とパイプができました。

ひとつはミシガン州の公立小学校。 先方にはESLの生徒(英語を第2言語とする移民や養子などの子)がクラス内にいる為、文通を通しての異文化理解や英作文という事が教育理念に合ったようで、
"This fits in with our goals!" と快く引き受けてくれました。
そして先日、snail mailが届く前に 一足先にe-mailと写真が届きました。
東洋系やアフリカ系いろいろで 私の方が「わー楽しい!」と思ってしまいまいた。

もう一校はテネシー州の私立学校。 クリスマス休暇、大雪と道路凍結による学校閉鎖、担当教員の緊急手術、となかなかスムーズにはいきませんでしたが。

文通するとはいえ、それ程作文力や英語力もない生徒たち。
先方のテネシーの私立校の方は、さすがです。ガイドラインやテーマを生徒に提示し、きちんとしたフォーマットで文書を書く事を奨励してきました。
こちらも毎回テキスト等に載っているような "What is your favorite food?"  などと書いていてもマンネリ化していまうだろうし、ガイドラインを設定するというアイデアをくれたのはありがたいです。
受け取った相手が喜んでくれて、且つ普通の日本を知ってくれたら、もっと 「日本ファン」が増えるかな。
今月は地図で日本を紹介しました。社会の教科書で産物や歴史的建造物を調べてたり、親戚が住んでいる町、自分が行った事のある町を紹介したり、生徒それぞれの「My Japan」を描いて送りました。